英文法はいきなり完璧を目指さない！
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どうして英文法を完璧にしてはいけないのか
英文法を学んでいる人達がよく言うことがあります。
「○○がまだ完全には理解できていないから次に進めない」
「英文法を完璧にしてから長文をやる」
英文法を完璧にするというと、どんな問題がでても解けるようにするということを言っているのだと思います。
確かに英文法を完璧にしてから長文にとりかかることは悪いことではありません。
しかし、ずっと文法問題をやり続けるのは苦痛です。
英文法を完璧にする前に英語の勉強をすることが嫌になる人がほとんどです。
また、英文を読むようになってから改めて理解できることも多いです。
まずは、完璧に理解しようとせず英語の勉強を継続することを意識してください。
英文法を完璧にすることを目指すと嫌になる
英語は勉強し続けることが大切
英文法は勉強しなくていい？
では、英文法は勉強しなくていいのでしょうか？
「英文法なんて勉強はいらない」
こういったことを聞くことがあります。
確かに英文法を理解していなくても日常会話は可能です。
たとえば次の文を見てください。
「私は昨日娘をプレゼントにあげます。」
日本語を学んでいる留学生などに、こう話しかけられてどう思うでしょうか？
「あぁ、昨日娘さんにプレゼントを買ってあげたんだな」と理解できますよね。そして、「日本語一生懸命学んでいて上手だな」と感じます。
しかし、ビジネスにおいてはどうでしょうか？
同僚に自分の代わりに仕事をやってもらいたいときに、
「その仕事は、私があなたのの代わりにやってください」
と言ってしまったらどうなるでしょうか？
難しい英語を学ぶ必要はないですし、完璧な英語を話す必要もないです。
しかし、最低限の英文法を学ぶことは大切なことです。
自分の言いたいことを伝える為にも英文法はとても大切です。
最低限の英文法とは？
最低限の英文法とはどういったものでしょうか？
各項目の基本知識を理解する
まずは、これを意識してください。
英文を読んでいるときに、「あぁそういえばそんなこと書いてたな」と思えるレベルで大丈夫です。
そして難しい英文法を使った英文に出会ったら、その時にまた英文法の本を開いて調べればいいのです。
そのとき基本知識を知らなければ、どこの範囲を調べればいいかの判断ができません。
まずはどういった項目があり、どんな内容なのかをザックリと知ることが大切です。
一度ですべてを理解しようとするのではなく、まずは基本的なことだけを理解するようにしてください。
英文法はどう学べばいいのか？
英文法を学ぶには本で学ぶのが一番です。
ただ、いきなり問題を解くことはオススメできません。
まずは、英文法についての解説が詳しく書かれている参考書を読むことから始めてください。
私がオススメするのは、「安河内の新英語をはじめからていねいに」です。
この本は講義形式で基本的なことから書かれているので、英語が苦手な人もわかりやすく勉強ができると思います。
本屋さんなどで一度目を通してみて、あなたにあうようでしたら是非この本から始めてみてください。
この本を進める際も、始めから完璧を目指すのではなくまずは一通り読んでみることがオススメです。
全体を通すことによって、後から理解できることも多いです。
今回は英文法を学ぶうえで大切にしてほしいことについて書きました。
英文法はいきなり完璧を目指さない！
完璧を目指して途中でやめてしまっては意味がありません。
まずは、ざっくりと理解して、勉強を進めながら少しずつ理解していくようにしてください。
