日々是英文解釈

【日々是英文解釈】英文を前から理解しよう!

日々是英文解釈 No.2

大学入試問題やTOEIC等で出てくる英文をほぼ毎日1文ずつ解説していきます。
英語の学習において、「文法はある程度理解しているけど英文が読めない」ということはよくあります。
英文を読むためには、英文を読むための英文法の使い方を学ぶ必要があります。

また小学校や中学校では、英文を後ろから返って読むように教わったりします。
しかし、それでは時間がかかってしまいます。
基本的に、英文は前から一度読んで内容を理解できることが大事です。
前から読んで理解できるように、よくでてくる英文を毎日一文ずつ解説していきます。

是非毎日覗いてみてください。

  • 次の英文を訳しなさい。
    Learning a foreign language takes a lot of time.

今回は、~ingを見た時の基本について解説します。

~ingの見極め

今回の問題を解くポイントは、~ingの見極め方です。
英文を読んでいて、~ingの形を見ない事の方が少ないです。
~ingを見つけた時に、考えるのは次の4つです。

  • ~ing
    1 進行形(be動詞が必要)
    2 動名詞(文の要素になっている)
    3 分詞(名詞を修飾するかCとして働く)
    4 分詞構文(副詞節を作るので主文が必要)

~ingを見つけたら、この4つのどれかだと思ってください。
そして、それぞれの可能性を1つずつつぶしていきます。
必ず「進行形であるとするとbe動詞がないのでおかしい」など1つずつ考えるようにしてください。
それを繰り返すことで、1~4の英文がどんな形になっているのかが定着し素早くどれかを判断できるようになります。

次の例文を見てください。

<例文1>
Tom is playing with his friends now.
(Tomは今友達と遊んでいます。)

<例文1>は、be動詞の後ろに~ingが来ています。
この段階で、可能性があるのが「1 進行形」「2 動名詞」の二つです。

進行形であれば「Tomは今友達と遊んでいます」であり、動名詞であればplaying以下は補語(C)として働くしかなく「Tomは友達と遊ぶことです」という意味になります。

Tomは人であるので今回は「1 進行形」と判断します。

続いて<例文2>について考えてみます。

<例文2>
I like playing tennis.
(私はテニスをすることが好きです。)

<例文2>は、likeという動詞の後ろに~ingが来ています。
この段階で、可能性があるのが「2 動名詞」「3 分詞」の二つです。

likeは基本的には他動詞で後ろに名詞を持ちますが、自動詞として「気に入る」という意味になることもあります。
動名詞であればplaying tennisは目的語(O)として働き「テニスをすることが好き」という意味になります。
分詞であればplyaing tennisは補語(C)として働き「テニスをしながら気に入っている」という意味になります。

分詞であると意味がわからない文になりますので、今回は「2 動名詞」と判断します。

<例文3>
He sat watcing TV.
(彼はテレビを見ながら座っています。)

<例文3>は、satという動詞の後ろに~ingが来ています。
この段階では<例文2>と同じように、可能性があるのが「2 動名詞」「3 分詞」の二つです。

satはsitの過去形で基本的には自動詞で「座る」という意味になります。
しかし、他動詞として「座らせる」という意味になることもあります。
<例文3>では、動名詞であればwatcing TVは目的語(O)として働き「テレビを見ることを座らせる」という意味になります。
分詞であればwatcing TVは補語(C)として働き「テレビを見ながら座っている」という意味になります。

動名詞であると意味がわからない文になるので、今回は「3 分詞」と判断します。

最後に<例文4>を考えてみます。

<例文4>
Waiting for my mother, I met Mike.
(母を待っている時にMikeに会いました。)

<例文5>では、先頭に~ingが来ています。
この段階で、可能性があるのが「2 動名詞」「4 分詞構文」の二つです。

動名詞であればWaitingが主語であり後ろには動詞が来ます。
分詞構文であればWaitingは副詞節を作ることになり、後ろには文(主語+動詞)が来ます。
今回はWaiting for my motherの後ろに、I metと文が来ています。
このことから、「4 分詞構文」と判断します。

今回の問題の訳し方と解答

前回書いたように英文を読む上では以下の二つがまず大切です。

  • 最初に出てきた名詞を主語として考える
  • 前置詞のついた名詞は主語になれない

まずは主語を探すことを意識して読み進めます。

今回の問題では、先頭にLearningがきています。
この時点で考えられるのは、「動名詞」もしくは「分詞構文」のどちらかです。
Learningが動名詞であれば後ろに動詞が、分詞構文であれば後ろに文(S + V)が来るはずです。。
まずは、動名詞として読み進めます。この段階で、次に「動詞が来る」ことを意識しながら読み進めます。

Learningが動名詞であれば、最初に出てくる名詞になりますのでLearningを主語として考えます。

今回は、Learningの後に a が来ています。
a は後ろに単数の名詞が必要ですので、名詞までが1つのかたまりだと考えます。

更に読み進めると、foreignという形容詞がきます。
前にaがあることから、この形容詞は後ろの名詞を修飾すると考えます。

次にlanguageという名詞がきます。

このことから、a foreign languageで1つのかたまりで「外国語」という意味だとわかります。

ここで、動名詞は「動詞を名詞化」しているので、他動詞であれば目的語をもつことができます。
ですので、Learning a foreign language(外国語を学ぶこと)が主語だとわかります。

そして、つぎに来るのがtakesという動詞です。
この段階で、learningは動名詞でありlearning a foreign language(外国語を学ぶこと)が主語であるということが正しかったことがわかります。

そして、takesは他動詞として働き、後ろのa lot of time が目的語である第3文型であると判断します。
よって、正解は次のようになります。

  • <正解>
    外国語を学ぶことは、とても時間がかかります。
    (外国語を学ぶことは、多くの時間を費やします。)

今回は英文を読むうえで必ずと行っていいほど見かける「~ing」について書きました。
「~ing」を素早く見極めることで英文を読む速度は上がります。
何度も繰り返して、どういった構文が1~4のどれに当たるのかを見極めることができるようになりましょう。


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けど英文を読むことが出来ないという人は一度手に取ってみてください。

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オンライン塾経営者(大阪大学工学部出身の元開発技術者) 自身も家庭教師や塾講師として働きつつ、後輩の育成やオンライン塾を経営しています。 私自身も約10年にわたり家庭教師や塾講師として100人以上の受験生と向き合ってきました。 色々な学生、保護者の方とかかわる中でよく質問される内容や、受験に必要な内容について書いています。 独学で頑張っている人たちへ勉強計画や悩み相談なども受け付けていますので気軽にお問い合わせください。 就職活動や資格の勉強などで悩んでいる方もご連絡ください。 教育・就活、書籍、食べ歩きに関するお話がメインです。 最近取り組んでいること プログラミング、筋トレ、マラソン、ライティングスキル向上etc. 苦手なことを克服しようと頑張っています。