日々是英文法

【日々是英文法】1日1個英文法を解いてみる No.78

今日の問題

大学入試問題やTOEIC等の文法をほぼ毎日1問ずつ解説していきます。
たった1問でも毎日続ければ365問です。
大学入試を乗り越えるためには365問だけではもちろん足りません。
しかし、毎日少しでも英語に触れること、そしてそれを確実に覚える習慣を身につけることはとても大切なことです。

是非毎日覗いてみてください。

今日の問題

次の問いの(   )の中に入れるのに最も適当なものを、1~4の中から選びなさい。
I said goodbye to my best friend, not aware that we (   ) again.
1 never meeting
2 never to meet
3 were never met
4 were never to meet

この問題は、2019年近畿大学の問題です。
受験生であれば、10秒以内に解いて欲しい問題です。

解答だけ見たい人はこちら

今回のポイント:be to 不定詞

今回の問題を解くポイントになるのは、be to 不定詞の否定形です。
不定詞については、「~すること」だけが不定詞の意味ではない!不定詞の3つの用法を見分けよう!にまとめていますので読んでみてください。

be to 不定詞は、「be動詞 + to + 動詞の原形」の形で、予定・運命・義務・可能・意図の5つの意味になります。

be動詞 + to + 動詞の原形
1 予定:~することになっている
2 運命:~する運命である
3 義務:~するべきである / ~しなくてはいけない
4 可能:~できる
5 意図:~するつもり(ならば)

今回の問題の解き方と解答

今回の問題では、(   )の前にnot aware that weとあり、接続詞のthat節内の主語がweであることがわかります。
このことから、動詞がある3 were never met, 4 were never to meetのどちらかということになります。

3 were never met であれば、私たちは一度も会わされていないという受動態になり、4 were never to meetであれば、be to 不定詞の否定形であり「私たちは二度と会うことが出来ない」という意味になります。

このことから、正解は4 were never to meetだと判断します。

<正解>

4 were never to meet

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GoodAmbition
オンライン塾経営者(大阪大学工学部出身の元開発技術者) 自身も家庭教師や塾講師として働きつつ、後輩の育成やオンライン塾を経営しています。 私自身も約10年にわたり家庭教師や塾講師として100人以上の受験生と向き合ってきました。 色々な学生、保護者の方とかかわる中でよく質問される内容や、受験に必要な内容について書いています。 独学で頑張っている人たちへ勉強計画や悩み相談なども受け付けていますので気軽にお問い合わせください。 就職活動や資格の勉強などで悩んでいる方もご連絡ください。 教育・就活、書籍、食べ歩きに関するお話がメインです。 最近取り組んでいること プログラミング、筋トレ、マラソン、ライティングスキル向上etc. 苦手なことを克服しようと頑張っています。